実は我が家にはテーポットというものがありません。
夫はコーヒーしか飲まないし、私は紅茶派なのですが、マグカップにぽんとティーバッグを入れ、お湯とミルクをドバドバと注ぐという、全く普通の英国人家庭のような紅茶の入れ方を普段はしています。
そしてリーフティをいただく時は、茶漉しを使います。

お客様をお招きした時は・・・、そうです、やはりマグカップにぽんとティーバッグを入れ、ミルクや砂糖を加えてお出しするのです。
なんだか気の利いた英国流アフタヌーンティパーティなど、出来そうにありませんね

いつか気に入ったティーポットをどこかしらで見つけたら買ってもいいかな、なんて気楽に考えてるのですが、いまだ手に入れていないということは、これといったティーポットが見つかっていないという事もあるのですが、結局は必要に迫られていないから、というのが一番の理由でしょう。

もちろん、土から自分で作った事は何度もありますが、その殆どは贈り物にしたり、売れてしまったりで、手元に残っていません。
ん〜、自宅用にひとつくらい作ればいいものを、それをする気にならないのはどうしてだろう・・・。
なんとなく今後も自宅で使用するティーポット製作をするとは思えませんねぇ・・・。
そういうこともあるものです。


さて、こちらはコーヒーカップたち。
teacups1

ティーポットと違い、ティーカップやコーヒーカップはたくさんあります。
これらはポーセリン粘土を使って作った薄い水色のコーヒーカップです。
ソーサーのイビツさがポイントです。
いつか自宅で使う時が来るかも、なんて思ってしまいこんでいたのですが、ポットを使わない以上この手のカップたちの出番が殆どありません。

という事で写真で紹介させていただきました
いつか出番が来るかなぁ・・・・。
2006.08.22
昨日のうつわのお話の続きです。

これは、グレーズ釉薬の実験結果の一部です。

Glazesample

詳しい説明は置いておいて、このようなことをしつこく繰り返し、仕上がりの色や質感、状態などを研究します。

私は特に絵を描き込むのが好きで、なんとなく和風な仕上がりになるものが多いのですが、ヨーロッパ式の斬新なデザイン物にも興味を持って挑んでいます。

Bisc1

基本的に2度焼きします。
一度目は、形成後粘土が乾ききってからの素焼き、二度目はグレーズ釉薬をかけて仕上げの本焼き。

上の写真は、粘土形成の後、半乾き状態の土の上からOxideオクサイド(酸化系青色)やCopperクッパーと呼ばれる金属元素を使って下絵を書き込み、その後Bisc素焼き直後の物たちで、本焼きされるのを待っています。

実はこれらの粒子たち、体に有害なものが殆ど。
そして重いものを運んだり、粘土を練ったりという作業も結構肉体労働の上、作業中は土のホコリなども問題ありということで、妊娠発覚後は作陶作業をお休みしている状態です。
でも、こうやって焼物のことをあれこれ考えていると、無性に土に触りたくなるといいますか・・・。

頭を冷やして振り返る時間も必要なのですよね。
今が大切な時なのかも知れません。
2006.07.13
我が家にはご飯茶碗がたくさんあります。
自作もの以外にも、気に入って買ったものや贈り物まで棚に所狭しと並んでいます。

一時このデザインに執着し、作りまくったご飯茶碗でございます。
ポーセリンの土の上にコバルトオクサイドでお花を散らしています。
Bowls

これらは既に完売しており、手元にはないのですが。
ご購入いただいた方は英国人女性だったので、これらのうつわがご飯茶碗になって使われているかどうかは現在不明。
なんとなくポプリが入っていたり、キャンドルが入っていたり、ハーブを育てる鉢になっていたりという図が想像されます・・・。

義理母のお家には、今は亡き義理父が若者のころ日本を旅行した際お土産として購入した「漆碗」が飾られており、その中には「おしろいパウダー」が入っております。
お味噌汁が入って当たり前という先入観なく、幅広い利用が出来るということも文化の違いといったところでしょうか。

それにしても暑い日が続きますねぇ。
今日はワールドカップの日本戦があります。
それなりにがんばってもらいたい、というのが日本人としての素直な気持ち。
あ、もうすぐウインブルドンも始まるっ。
ニッポン、ガンバレーっ!!
2006.06.12
私は幼い頃から紅茶派なので、日本に居る時はたとえ自宅でもきれいなティーカップとソーサーを用意しいただいていた覚えがあるのですが、ここイギリスで紅茶をいただく時は、マグカップにどばどばと紅茶を注ぎ、そして冷えたミルクをこれまたどばどばたっぷり、というのが日常になってきています。

そこで、カップはいくつあっても困る事はないので、いろんな色、形のカップを焼き上げています。

渋色カップたち


これらはカップ自体に濃い色のグレイズを使っているので、ミルクティやカフェラッテにはとてもいい味を出してくれるのですよ。
イギリスで手に入るマグカップたちは、日本の基準から考えるとやや(というか、かなり)大きめ。
そこで、少し小さめのマグカップを作り続けていたのですが、やっぱり最近小さすぎるかなぁ、と思うようになってきてしまいました。
正直言ってこの手の大きさのマグカップたち、イギリス人には無視されてしまいます。
帯に短し襷に長し」ということでしょうかねぇ。
エスプレッソ用には大きすぎるしねぇ。

ちなみにこのカップたち、食器洗浄器にも電子レンジにも対応。
このへんしっかりと「イギリスサバイバル商品」です。
2006.05.22
今週のロンドンは雨模様の日が多いらしいのですが、今日はたまに晴れ間も見られます。
でもすぐ曇ってしまうんですよねぇ。
風も強くなってきたので、そろそろ雨が降り出すでしょう。

さて、春に向けて作ったピンクのお花をあしらったうつわを二点。

sakurax2

桜のシーズンは既に終わってしまっているのですが、日本より春の訪れが少し遅いここイギリスでも、桜満開をうけることが出来ます。
しかも開花の時期が長い(!)。
今年はありがたい事に日本で桜前線を堪能したのですが、ロンドンに戻ってきてまたあちこちで桜を見られるのは、日本人としてなんとも感慨深いものがあります。

これらのうつわはポーセリンの白磁を生かし、素焼きの前のレザーハード(半乾燥)の時点でアンダーグレイズで絵を描き、光沢のあるトランスパレントで本焼きして仕上げています。

ポーセリン粘土は、キメがとても細かく白いので、絵付けに広く利用されている粘土ですが、形を作るのはなかなか難しく大きな作品を仕上げようと思うとこれはもう至難の技。
そして土の持つ半透明感を生かそうと母体を出来るだけ薄く仕上げると、グレイズをかけ本焼きした際、キルンの中で変形が起こることが多いのです。
キルン自体やキルンの中での並べ方にも問題があるんでしょうねぇ。

春野菜の煮物や菜の花和え、なんか結構栄えそうな気がします。
どうでしょうか。
2006.05.18
ポーセリン粘土にコバルトオクサイドで模様をつけ、素焼き、そしてつやのある透明釉薬をかけて本焼きした飯碗です。

飯碗


手のひらに乗っかるには丁度いいサイズ、内側に小さなお花の絵をあしらっています。
2006.05.17
本日のチキンサラダに使用したサラダボウルです。

深緑色のボウル



やっぱり、、、、つやがないのが気になります・・・。
グレイズが薄すぎたのが原因(涙)。
でも予想しなかった渋い色に焼きあがったので、よしとしましょう。
2006.05.12
日々使っているマグカップを紹介します。

マグカップたち

ポーセリンのマグカップです。
持つところが丸くなっててかわいいかな、なんて自己満足に浸っておりましたが、実際には持った感じのバランスが今ひとつでした(汗)。
先日UPしたカップたちと同じピンクとブルーのグレイズを使って仕上げています。
表面は透明のグレイズで、ポーセリンクレイの白くて半透明な質感をそのまま生かしています。
2006.05.11
昨日アップした貝われ大根のポーセリンカップたち。
実はこれ、友人のお引越し祝いに作ってみたのですが、やはりブルーのカップの底にたまったグレイズの気泡が気になって、お蔵入りとなってしまったものです。

ポーセリン。ツゥインカップたち

気に入っているので、今回の収穫が終わってもまた種まきして貝われ育てるつもりです。

キルンの中で温度差があったのかなぁ。
同じように内側だけこのブルーのグレイズを使って焼いた別のうつわたちも底にグレイズがたまって気泡が出来てしまっていました。
今後の課題です。
2006.05.06
昨日今日とロンドンはとてもいいお天気が続き、人々は公園の芝生に寝転がって日向ぼっこをしていました。

ポーセリンカップと貝われ大根

数日前、このポーセリンカップの底に脱脂綿を敷き、貝われ大根の種を蒔いてみました。
あっという間にこんなに大きくなっちゃって・・・。
既に収穫時です。
左のカップは内側がブルー、右側のカップは内側がピンクの仕上がりで、それぞれに小さな耳をつけてアクセントにしています。
とてもきれいな色に焼き上がったのですが、ブルーの方はグレイズがたっぷりすぎたせいか、底にちいさな気泡が入ってしまって少し残念(涙)。
でもこの貝われはそんな事もろともしませんわ。


Fusilliのパスタ

今日のランチは、Wholewheat Fusilliのパスタです。
ほうれん草とスモークドハムのクリームソースにパルメジャンチーズをたっぷり、その上に収穫期を迎えた貝われ大根を散らしてみました。
濃厚なお味に見えますが、結構あっさりしています。
貝われって飾り用としてだけでなく、微妙な辛味があって重宝するんですよね。

2006.05.06